～ストレス発散と解消の違い～
こんにちは！心の船chブログへお越しいただきありがとうございます。
今回は、ストレス発散と解消の違いについてお伝えいたします。
この考え方は非常に重要ですので、ぜひ理解してください。
多くの人がストレスの対処法に悩んでいますが、私自身もその一人でした。
これを理解せずに努力をし続けたことで苦しみから抜け出せない例がありました。
そこで少しひも解いてみたいと思います。
発散と解消の違いとは？
日ごろ、深く考えずに“発散”と“解消”を使っていませんか？
発散とは、内部にたまったものが外部へ散らばって出ること。
解消とは、今までの状態や関係などが消えてなくなること。
と定義されています。（goo辞典引用）
言葉の意味から、発散と解消には違いがあることがわかります。
それでは具体的に考えてみましょう。
結論：発散をしてから解消をしよう！
この順番を間違えると、効果がないどころか、よけいに深みにはまり、
ストレスが軽くならないことで余分なストレスがのしかかってきます。
例えば、試験前にプレッシャーを感じた時、まずは友達と笑い合ったり、スポーツをして汗を流したりしてみてください。これが「発散」です。
その後、試験対策として計画を立てたり、集中できる環境を整えたりすることが
「解消」に当たります。
ストレス発散とは？
ストレス発散とは、一瞬の爆発力を使い、その瞬間ストレスを忘れていることです。
例えば、激しい運動や大声で叫ぶこと、カラオケで歌いまくることなどです。
これにより、一時的にストレスを外に出し、気分をリフレッシュすることができます。
ストレス解消とは？
ストレス解消とは、心の隙間にアプローチをすることです。
心の深い部分にある問題や悩みを解消することで、長期的なストレス軽減を図ります。
例えば、リラックスするための瞑想やカウンセリング、趣味に没頭することがこれに当たります。
例えで考えます
ストレスは心の中に大きくて硬い岩のようなものがあると想像してください。
まずやるべきは、その岩を破壊することです。
頑丈な岩を破壊するためには、何回もその岩に対して衝撃を加える必要があります。
その活動が「ストレス発散」です。
しかし、「発散」だけで岩のすべてを破壊できるわけではありません。
そこで、破壊しようとしてできたキズ（隙間）にアプローチするのが「解消」です。
硬い岩にやさしいアプローチをしても効果がないということです。
まとめ
今回の記事で覚えておいてほしいことは以下の3点です。
①まず発散をしてその後に解消
②発散とは一瞬の爆発力を使うこと
③解消とは心にアプローチすること
今回はここまでにします。次回はストレス発散の効果とその実践方法について詳しくお話しします。
この記事の内容は、筆者個人の主観と経験に基づくものです。すべての方に対して同様の効果があるわけではないことをご了承ください。また、自分自身の努力では改善に限界があります。状況が判断できるうちに専門家に相談することをお勧めします。
次回もお楽しみに！
